観の目見の目 誤審を少なくすることが、剣道人口を増やすことにつながる 2014年の全日本選手権準決勝で、結果的に優勝した竹ノ内佑也選手の二本目の面が、打突部位をとらえていないと話題になった。NHKのテレビ放映でも、剣道有段者であるアナウンサーが、打突部位をとらえていないことに言及していた。あるいは2017年の... 2021.02.14 観の目見の目
観の目見の目 剣道はもっと形を大切にすべきではないだろうか。 剣道は日本の伝統文化だと、剣道に関わる人のほとんどは考えているだろう。その伝統文化たるゆえんの一つは「形」があることだ。それも多くの人が認めるところであろう。武道に限らず、日本において文化を伝承する手段として「形(型)」は中心的な役割を果た... 2021.02.14 観の目見の目
昭和の剣道 「人間わざではない」風のような剣を遣った鈴木守治さん 古い話だが、『剣道日本』の平成3年4月号から1年間、「新時代の覇者たち」という連載を担当した。昭和27年(1952)に戦後剣道が復活してから昭和40年代頃までに全日本選手権やインターハイなどで活躍した選手を訪ね、当時の話を聞いて紹介する連載... 2021.02.14 昭和の剣道
観の目見の目 東野圭吾さんと重なる私の剣道経験から、剣道の指導法について思うこと 東野圭吾という作家は多くの方がご存知だろう。『秘密』『白夜行』『ガリレオ』シリーズなど多くの作品が映画化、ドラマ化されているベストセラー作家である。 彼が剣道についてこんなふうに書いている。 「中学では剣道部に入った。武道というものを一度... 2021.02.14 観の目見の目
美しき道場 2017年に解体された奈良武徳殿は、支部武徳殿の中で最も古い文化遺産だった 奈良県橿原市の奈良武徳殿が2017年に取り壊された。この建物は1903年(明治36)、奈良市登大路に面した現在の奈良県庁舎敷地の一角に竣工したもので、戦後の1961年(昭和36)に橿原市に移築され、橿原公苑柔剣道場として使用されていた。 ... 2021.02.14 美しき道場
観の目見の目 国体は2024年から「国スポ」に。この機会に国体剣道競技のあり方を考えては? ご存じない方が多いかも知れないが、国体(国民体育大会)は2023年の佐賀大会から「国民スポーツ大会」に名称が変わることが決定していた(略称は「国スポ」だそうだ。語呂が悪いな)。主催者である「体協」と呼ばれてきた組織は、すでに2018年、日本... 2021.02.14 観の目見の目